2025年07月24日に東証グロースに上場予定のフラーです。
クライアントワークとアプリ分析サービスの2つの事業を行っています。
クライアントワークはスマホアプリを中心としたシステム開発の受託事業で、アプリ分析サービスはスマホアプリの利用状況を収集して見やすく表示するB向けサービスの運営事業です。
アプリ分析サービス(App Ape)が設立時から行っている事業ですが、現在の売上比率でいうと1割程度で、9割はクライアントワークが締めています。
App Apeは私も認識していたサービスなんですが、過去には海外でもサービスを提供していたものの、現在は国内だけで売上からもわかるように下降トレンドのようです。
受託開発は受注しなければ仕事ができませんし、受注しただけ作業が必要になるスケールしにくい事業です。安定はしやすいですが成長面でいうと付加価値の高い強みがなければ差別化や収益率向上は難しいと思います。
調達資金は人材採用に使われる予定です。事業内容から考えると規模の拡大は必要ですが、急成長とはいかないでしょう。
需給が絞れているので初値は高値がつく可能性はありますが、長期的な目で見ると不透明感が漂います。
ソフトウェアの会社なので、優秀な人材が揃っていれば急成長するような事業が生まれるかもしれませんね。